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治具作成

会社では電気による熱源を使用するのですが、熱源の管理については今までは現場で判断し、管理されていました。今回一元管理&保守を行おうという事で、治具を作成しましたのでレポート致します。


①やりたいこと


 ・温度計(熱電対)に対して、劣化や環境等の状態による温度ずれ測定


 ・温度コントローラやプログラム温度コントローラの定期校正


 ・不具合発生時の原因切り分け


②どんな治具を作るか


 ミニ炉+マスター温度コントローラを1セットにして治具とする


③というわけで、作成しました(下記画像の通り)。



ミニ炉のヒーター以外は会社にあるものを使って作成しました。リレーが付いてますが、これは出力状態を確認するためのもの(スイッチが入っている=出力している)なので、その先には何もつながっていません。手前でぼやけてる見えているのがマスター温調計です。


これで各種炉の温度の保守がやりやすくなりました!ガラスも色々な種類がありデリケートな制御が必要なものもありますので、頑張って保守しようと思います。


(事業戦略室)